これからの社会を担う子どもたちが、苦しんで悲しんで生きてほしくはありません。戦いも残酷な出来事もない、仲良く平和な世の中で育ってほしい。彼ら、彼女らが、本来待って生まれてきた素質を存分に認められて 大切にされて自分でいることを喜んで育っていってほしいです。そのような社会、世界へ向かいたい。
それは、先人である大人世代の我々が、この世界に生まれてきてくれた彼ら、彼女らを大切に生かしていけるよう、心をひとつにしていくことではないでしょうか。そしてそれは、子どもたち一人一人の嬉しいを大切にしてあげること。その温かい心があれば、そこから優しい世界は広がっていきます。
では、今何が起きていて、我々に足りないものはなんでしょうか。
それは、我々大人世代が「嬉しい」を忘れてしまっていること。頑張って、我慢して、踏ん張って生きることをずっと社会に、周りの大人たちに教わってきたから、だってそれが大人になることだと、正しいことだと信じてきたから、、頭で理解して生きるようになると 本音の心の部分と乖離しはじめます。頭と心、、内面で分離が起こります。分離とは 矛盾、葛藤、ストレス、生きづらさの正体であり、内からの嬉しいが湧かなくなること。生命エネルギーの低下、減退となります。
だから 今の子どもたちに本当の嬉しい!という内から湧き上がる喜びだけを大切にしていれば全てがうまくいくということを共に信じてあげるも、すっかり忘れてしまっていること。
みんなみんな、あなたのままで大丈夫。あなた以上にならなくて大丈夫。それがほかの人を生かすこと。ひとりひとりのバランスが調えば、自然と社会全体のバランスも調っていきます。
本当の健やかなバランスへひとりひとりが調っていきましょう。7世代先まで続く豊かな土台を今こそ私たちが手と手を取り合い、築き上げていきたい。皆さんおひとりおひとりの力が必要なのです。それがおひとりおひとりの健やかさにもなるのです。
子どもたちがこんな社会に生まれてきてよかったと感じながら、健やかに穏やかに、スクスクと心豊かに成長していけるような、温かく優しい社会の土台になるように、『小冊子「嬉しい」で生きよう』を作りました。
ぜひ お父さん、お母さんも読んでみてください。そして、お子さんに読み聞かせてあげてください。ゆっくりじんわりと沁みていきます。本当に大切なことを思い出してください。
そして、そのままのあなたを、お子さんを、大切に生きていきましょう。
それが あなたとお子さんの健やかな體(からだ)と心を育みます。
国際ホリスティックメンタルヘルス協会 芽吹きプロジェクトチーム
健やかさの真髄や病の本質、人間が本質から幸せに生きるための「すべての根本、土台」についての「芽吹きの概念」を提唱しています。
次世代育成へのアドバイザーとして、世界各地で 「芽吹きの概念」を伝える活動を行っております。
国際ホリスティックメンタルヘルス協会主宰。昭和大学歯学部卒業、歯科医師。医療法人社団藍青会理事長。明蓬館高等学校理事。アットマーク国際高等学校理事。メンタルケアカウンセラー。ティースリーディング®創設者。食育1級マスター。画家。伝説の小児科医、故真弓定夫先生に師事。